前回は近視だけの新商品オアシスマックスを紹介しましたが、今回は同じオアシスマックスの遠近両用レンズです。
老眼になって10数年と遠近両用のコンタクトレンズも多く使ってきました。
これまで使用してきた遠近両用のコンタクトレンズは遠くの満足度80%、近くは30%ほどでした。遠くの見え方は満足がいくものの近くはちょっと見えるだけで余り実用的ではありませんでした。今回のオアシスマックスでは近くの見え方の改善を期待しての装用テストです。

今回も休日を利用しての装用テストです。朝7時から夜の11時までの装用時間で16時間、本当はこんなに長時間の装用はお勧めしていません。
まずは装用感ですが、最初の数時間は単焦点レンズと同じく快適な装用感でしたが、そのあとは少しきつく感じます。レンズのカーブが単焦点レンズは8.5カーブと9.0カーブと2種類あり自分はカーブの緩い9.0があっています。遠近レンズは8.4サイズの1種類しかなく原因はそこにあると思われます。それでも何度かの目薬で16時間の長時間装用が出来ましたのでレンズ自体は非常に良いレンズだと感じます。
これまでのコンタクトレンズだったら目薬を差しても我慢できずに数時間で外すこともありました。同じアキュビューのモイストの遠近両用レンズもカーブは8.4で正直頑張って8時間が限度です。
レンズの特徴は前回で述べたので割愛しますが、見え方はやはり遠くがかなりクリアに見えます。単焦点と同じようにシャープさや色の鮮明度が他のレンズよりも頭一つ抜け出しています。度数が同じレンズと比べてもはっきり見える感じがします。ただ、近用は他のレンズと同様にそんなに満足度は高くありません。老眼の度数が低度数、中度数、高度数と3種類あり、中度数を使っていますが、もうそろそろ高度数を使わないといけないと感じます。ただ、高度数にすると遠くの見え方が悪くなるので、コンタクトレンズを休みときだけ使い、遠くを中心にみるという趣旨からは外れてきます。
先ほどの述べましたが、遠近両用コンタクトレンズは近用の見えた方そもそもあまりよくありません。仕事で長時間のパソコンや近用作業には余り向かないという評価があります。それでも近視だけのレンズでは近くは全くぼやけて見えませんので、近くはある程度見えればいいやという方にお勧めです。
フォーマルなお出かけやゴルフなどの運動でも非常に重宝しますので是非一度お試しください。特に目が乾きやすい方でこれまでコンタクトを諦めた方はもう一度試すのもありかと思います。値段は少し高いですが、月に数回の利用でしたら一箱30枚は入っていますのでそれほどの負担にはならないと思います。
価格ですが、30枚居入りで1900元になります。度数の測定、トライアルレンズの提供は無料でしておりますので、ぜひ一度ご来店ください。